《受動喫煙防止条例案》とは??
受動喫煙対策は、よく聞くワードではないでしょうか?なんとなく知っていた受動喫煙対策とはどういうものなのでしょうか?
●なぜ禁煙にする動きがあるのか
①WHOの指摘
受動喫煙対策の普及状況は、日本は世界で最低ランク
②日本で開催される国際大会が控えている
③喫煙者が減少している
●内容
・従業員を雇っている飲食店内は面積に関わらず原則禁煙
(従業員を雇っていない飲食店は屋内喫煙可にできる)
・子供が通う幼稚園や学校の敷地内は禁煙とし、野外の喫煙所の設置も認めない。
・多くの人が利用する高齢者福祉施設やホテルなど飲食店内は原則屋内禁煙とするが、喫煙専用質の設置は認める。
●罰則
・五万円以下の罰金
・加熱式タバコについては健康被害が明らかになっていないとして、適用されない。
◉飲食店を禁煙にしたら売上に影響はあるのか?
2004年からバー・レストラン・クラブ・カジノが全面禁煙となったニュージーランドでは、レストラン・カフェでは売上増加傾向を維持し、バー・クラブ・酒類小売は従来と同じレベルを維持しているという結果が出ています。
◉コメント
禁煙にすると売上が減るイメージがありますが、そうではないみたいですね。
現在、喫煙者は日本の人口の2割で、非喫煙者8割の利用UPを利益に繋げている大手チェーン店が増えてきています。
実際に全面禁煙にした飲食店の店長さんも、売上が増加したと言っていたのを覚えています。非喫煙者の私としては、飲食店がこれからどう変わっていくのか楽しみではありますが、分煙スペースを作ることは費用やスペース確保で頭を悩ます経営者も多いと聞きます。